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スタッフレポート

2025年度 ひとり親家庭交流コミュニティ「ツナガル」活動報告①

はじめての親子camp2025

日時:2025年5月10~11日(土・日)
場所:甫喜ヶ峰森林公園キャンプ場
参加:6組15名(応募総数17組)
講師:田中諭(自然体験活動指導者)
   谷脇由朗
   荒木康博
協力:子ども笑顔基金様(生活協同組合コープ自然派しこく こうちセンター)
   若草幼稚園様



【活動報告】
昨年に続いて2回目となる「はじめての親子camp」を開催しました。
昨年は天候の関係でデイキャンプとなりましたが、今年は一泊二日でキャンプを行うことができました。
参加される方はキャンプ未体験の方が多くて緊張した面持ちでしたが、オリエンテーションを通して徐々に緊張がほぐれてきました♪

オリエンテーションの後はテント設営⛺
今回はドームテントやワンポールテントなど数種類のテントを準備しましたので、あみだくじでテントを決めました(^^♪
使うテントが決まると各家庭に分かれて設営します。
今回は大人のスタッフに加えて高校生のボランティアスタッフが4名来てくれましたので一緒に設営します♪

キャンプ中の秘密基地が完成すると、ここからは大自然の中で思いっきり遊びます(*^^)v
走ったり、かくれんぼをしたり、ボールを使ったりして遊ぶのですが、ここで高校生が大活躍‼
こども達の有り余るパワーに負けず、一緒になって遊んでくれました(^_-)-☆
みんな大自然の中を走り回る気持ちよさを感じてくれていました。
保護者の方は、その様子を微笑ましく見つめながら、イスに座ってティータイム♪
慌ただしく過ぎていく日常から離れ、子育てや仕事の悩みなどをお話しする貴重な時間となりました。


たくさん走って遊んだ後は、家族対抗モルック対決。
トーナメント戦なのでこども達も気合が入ります!
優勝賞品はありませんが(笑)
こども達は的に当てて喜んだり、悔しがったり、たまに兄弟げんかをしますが(笑)、お母さんのミラクルショットが飛び出すなど大盛り上がりでした♪

遊んだ後は、おまちかねの夕食づくりです。
カレー担当と炊飯担当に分かれて調理開始!
カレーを担当するこども達にはピューラーや包丁などの調理器具を使ってもらいます。
自分や友達が怪我をしないように注意しながら、協力して調理します♪


一方炊飯担当は、竹を使った炊飯に挑戦です。
お米を洗って竹に入れた後、水の量は自分の指を使って適量を測ります。
そして、お米を浸水している間に火を起こします。
マッチを使って着火するのですが、マッチを使ったことがないこども達は四苦八苦(笑)
家では炊飯器のスイッチ一つで美味しいご飯が炊けますが、今日は違います。
美味しく炊けますようにと願いながらみんなで見つめます(笑)


無事成功!!
みんなでカレーライスを美味しくいただきました。

ここからはフリータイムですが、みんなが焚き火に集まってきます。
少し肌寒い季節に焚き火を囲んで談笑するいい時間が流れます。
そして、次の日が母の日ということで、実家が花屋を営んでいるスタッフがカーネーションを提供してくれました。
こども達にそっと渡してサプライズの準備は万端。
こども達が親へ日頃の感謝を伝えてプレゼントしました♪
その後も焼きマシュマロなどをしながら、ゆったりとした時間が流れます♪

2日目
今日が母の日の本番ということで、朝食はこども達が作ります♪
パンにレタス、チーズ、ウインナーを挟んで、アルミホイルで包んだら牛乳パックに入れて燃やしたら完成です♪簡単簡単♪
自然の中で食べるご飯は本当に美味しく感じますね。


食後、少しゆっくりした後は森の探検です。
森の中にはカニやカエル、クモなどさまざまな生き物がいます。
そして、鳥のさえずり、樹木の香りや涼しいそよ風、ふわふわした苔の感触など、自分が持っている五感を使ってじっくり体感します。
森の中を歩くだけでリフレッシュできますね♪
森を出たら道路で小休憩です(笑)

一泊二日のキャンプも終わりの時間となりました。
みんなでテントを片付けた後、いよいよ終わりの会です。(寂しいな)
みんな、この二日間で感じたことやこれからやっていきたいことなど、いま感じている思いを伝えてくれました。


GIFTが行うひとり親家庭交流コミュニティ「ツナガル」は、ひとり親同士が繋がることで孤立を防ぐとともに、日常の悩みを相談したり、ストレスを解消できるようなコミュニティを目指しています。そして、こども達にさまざまな体験を提供し、夢を見つけるきっかけを作りたいと思っています。
この二日間を一緒に過ごす中でみんなの距離がどんどん近くなっていき、こども達は年齢関係なく楽しく遊び、保護者の方もあちこちで交流している姿を見ることができました。
たった一泊のイベントですが、リフレッシュできたり、楽しかったと感じてくれたり、明日からも頑張ろうって思っていただけるイベントになっていたら嬉しいです。
ご参加いただいた皆様、スタッフの皆様、関係機関の皆様、ありがとうございました。


レポート:田中諭