先日、高知県主催の会に参加させていただきました。
僕もいろんなお話しさせていただきましたが、
この高知県内でも、様々な環境いる子どもたちに対して、どうしたらいいのかをみんなで考えています。
最近は特に『貧困』が大きく取り上げられています。
私、眞鍋の考えで話させていただくと、『貧困』に焦点を当てすぎているのではないかと思ってます。
もちろん「ご飯を食べれない」ことや、「相談する相手がいない」ことは、すぐにでもなんとかせんといかんです!
僕は学者ではないので、難しいことはまったくわかりませんが、
この社会現象と言われている根本的な原因は、大きく二つあるのではないかと考えていて、
ひとつは、教育や子育ちの場を、責任を持って見守る人がいなくなって、子どもたちの活動の場ごドンドンと枠の中に押し込められていっていること。
そしてもう一つは、そのことによって、
地域というせまい区域の中であっても、
多世代のつながりや横のつながりがほとんど消滅してしまっていることやと思います。
たぶん、貧困は昔からあったし、これからも無くなることは、社会の構造上ないと思います。
でも、昔は隣近所、そして地域の皆んなが顔見知りだったし、近所づき合いがあって、1人の問題をみんなで関わって解決していたように思います。
世代も垣根もなく、わいわいと人と人とがつながっていた。
今これほど問題になっているのは、そのつながりがなくなってしまって、一人ひとりが本当の『個』であり、『孤』となっているからだと思うのです。
開設して間もない『えいや家』ですが、この事を特に意識していて、
その結果というか、今のところは、
縦のつながりと横のつながりの中で、斜めの関係性が確実に生まれだしています。
そしてそれが、とてもいい方に作用していると思います。
『えいや家が開催している水曜日を待ちわびている」と、ここに来ている子どもたちのお母さんからお話しいただきます。
これこらは、そのつながりを維持しながら、どうやって地域に拡げていけるのか!?
ほんま、やりがい満載です^_^